Index: [Article Count Order] [Thread]

Date:  Fri, 6 Oct 2006 10:40:08 +0900
From:  スローソサエティ協会 <slowoffice@memenet.or.jp>
Subject:  [slowmail:0020] 離陸と着陸
To:  スローメール <slowmail@mg.memenet.or.jp>
Message-Id:  <99E36F58-54DB-11DB-9368-000393B2E028@memenet.or.jp>
X-Mail-Count: 00020



■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■■■■
■■                             ■■
■■      スローソサエティ協会 メールマガジン     ■■
■■        第14号  06年10月6日発行     ■■
■■                             ■■
■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■■■■


===================================
1.スローなコメットーク
===================================

 大学生の時に社会学を教わった見田宗介さんの著書で、強い影響を受けた
一冊が『気流の鳴る音』である(真木悠介のペンネームでちくま文庫刊)。

 そのなかに、世間からの<離陸>と世間への<着陸>という話しが語られて
いる。
 自分は世の中のことが分かっていると思っていると、いつの間にか世間の
しがらみに絡め取られ、自分らしい生き方ができなくなる(明晰の罠)。
 つねに今いる世界を離れて見る、すなわち<離陸>することが大切であり、
そしてそこでけっして諦観にとらわれることなく、ふたたびもといた世界に
<着陸>することが大切であるというエピソードである。

 子育てをしていると、子ども時代にはこの「離陸」を迫られるときがたくさん
あることに気づく。
 入学や進学、クラス替え、また大学に入り親元を離れるときなど、自分を取り
巻く環境がガラリと変わり、いやおうなしにまっさらな世界に投げ込
まれていく。
 ところが、大人になるとこのような環境が総替えになる機会はまれになって
くる。たまに引っ越しの必要に迫られたり大病をわずらうような機会があれば、
いまある世界から「離陸」し、あらたな自分へと「着陸」することもあるが、
ややもすると既成概念やしがらみの中に安住しがちになる。

 スローソサエティ協会の活動は、「間伐材利用」や「スローフード」「キャン
ドルナイト」「女性の生き方」など一見ばらばらであっても、多様性とつながり
の大切さを意識し直し、進歩する産業の時間から循環する自然の時間の側に自分
と社会とを取り戻すことがテーマになっている。

 これは言い換えれば、便利さ・快適さからの離陸であり、疎外された食からの
離陸であり、役割からの離陸ということになる。
 そして着陸とは、自分にとって本当に大切なものにめざめ、内なるものさしを
抱いていまの経済優先の社会に降り立つことである。

 スローソサエティ協会の使命は、自明の社会から離陸を促す運動であり、着陸
する場所を創り出す運動であることをあらためて認識する日々である。


===================================
2.堺支部(大阪府)が発足しました!
===================================

・堺支部設立のお知らせ 〜 『おもてなしの心』で堺のまちづくりを!

 スローソサエティ協会の地域支部設立のお申し出を、歴史のまち、大阪は堺
からいただきました。スローソサエティのうねりが継続し、各地に広がってい
ることをとてもうれしく、ありがたく思っています。設立趣意書から引用し、
皆様にご紹介いたします。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 スローソサエティ協会の趣旨に賛同し、共に活動をしていきたいと思います。

 私たちは、(社)堺・高石青年会議所に所属するメンバーを中心に活動して
います。本年度JCにおいては、『堺まちづくりフォーラム〜子どもたちの
未来のために〜』を開催し、まちづくりを行う方々の『つながりづくり』を目
指しています。また、堺発祥の町民文化である、『おもてなしの心』をまちづ
くりを行ううえで、ソフトの中心的支柱としたいと考えています。

 堺には中世より続く、歴史・文化・伝統・芸能・自然環境など様々な資源が
あります。しかし、時代の流れの中で置き去りにされてきました。これをなん
とかしなければ!という想いで、日々すごしております。

 現在は、まちづくりネットワークの構築を模索していますが、今後は100万
人のキャンドルナイトに事業を企画し、参加したいと考えています。

                      堺支部  竹本 圭一郎


===================================
3.イベント情報  〜  フィール・スロー倶楽部、10〜12月の予定
===================================

◎生産者を囲んでヘルシー食事会とスローな頒布会
・11月2日(木)午前10時〜12時、フィールステーションにて
 生産者:ただまき農園、市原忠士さん&真貴子さん
  水田の雑草を取ってくれるあいがも。今年のあいがも農法では、かなりの
 ご苦労があったようです。今月は市原さんご自慢の新米とあいがものお肉、
 平飼い養鶏の卵、秋野菜をいただきます。

・12月7日(木)午前10時〜12時、フィールステーションにて
 生産者:ロータスファーム 原田茂宏さん
  姫路市大津区勘兵衛町といえば、知る人ぞ知る姫路れんこんの産地。大正
 時代から品種改良が進められましたが、昔からある地バスは細いけれど美味
 だとか。真冬に氷の張る畑での苦労話もお聞き下さい。

 参加費:FSC会員無料、一般2500円  託児あり(要申込)

◎スローの達人に学ぶスローライフ講座 
<地引き網体験と小魚料理教室> (荒天中止)
 10月12日(木)午前9時 姫路港ラピート桂乗り場集合(時間厳守)
 会場:兵庫県立母と子の島
  地引き網を引いて採れた魚をさばき、塩焼きやお刺身でいただきます。
 参加費:FSC会員1200円、一般1500円
 交通費(船賃):大人2200円、幼児1人目無料2人目から1100円
  *姫路港までの交通費、駐車場代は各自のご負担です。

<秋野菜の素朴な家庭料理>
 11月16日(木)午前10〜13時、姫路生活科学センター調理室
  中播磨ふるさと料理に認証された「切り干し大根の漬け物」など、なつ
 かしく暖かい家庭料理です。
 参加費:FSC会員1200円、一般1500円
 材料費:1000円  託児:600円(昼食付き)

☆フィール・スロー倶楽部へのご入会について☆
 会員は、食事会に無料で参加でき、スローライフ講座は割引になります。

 入会金1000円(会員の紹介、2人以上同時入会なら半額になります)
 月会費2500円(3ヶ月7000円、半年13,500円)

 さらに、参加開始月の前月25日までに郵便振込なら200円引きです。
  郵便振込  口座番号:00990−3−316298
        加入者名:スローソサエティ協会


===================================
4.「たたたたた5兄弟」は行く!
===================================

 運動会シーズンが終わった。今年は、コメタク君の中学からタイニーくんの
小学校、さらにタント&たまきくんの保育園まで、それぞれのドラマが繰り
広げられた。

 そのなかで、いちばん心に残ったのは小2のタイニー君の50m徒競走。
小2男子の最終組。きまじめに号砲が鳴ってからスタートを切り、もともと
飛び抜けて早いと聞いていた二人が先頭で飛び出す。タイニー君は4番目手で
3位争い。

 25mあたりから前の走者にグイと詰め寄った。が、40m手前でガクンと
スピードが落ち離されていく。
 粘りがないのか、見極めが早いのか。

 数秒のドラマが将来を暗示するようで、なんだか可笑(おか)しな気分
だった。

----------------------------------------------------------------------
●バックナンバーをホームページから取り出せますので、ご覧下さい。
●あなたの情報やご意見・ご感想をお寄せ下さい。また、転送歓迎です。
●このメルマガ購読を希望される方がありましたら、お知らせ下さい。
●いままでつながりのあった方あてに送信しています。このメールマガジン
 が不要な方は、何も書かないで返信して下さい。
●発行:スローソサエティ協会 米谷啓和 (担当:藤浦剛)
 〒670-0028 姫路市岩端町122-1 フィールトレイン102号
 URL: http://www2.memenet.or.jp/slowsociety
 メール: slowoffice@memenet.or.jp
----------------------------------------------------------------------