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Date:  Wed, 25 May 2005 14:20:49 +0900
From:  スローソサエティ協会 <slowoffice@memenet.or.jp>
Subject:  [slowmail:0004] 社会の腐葉土になる
To:  スローメール <slowmail@mg.memenet.or.jp>
Message-Id:  <C1EF599C-CCDC-11D9-9FA2-000393B2E028@memenet.or.jp>
X-Mail-Count: 00004


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■■      スローソサエティ協会 メールマガジン     ■■
■■        第3号  05年5月25日発行      ■■
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1・スローなコメットーク

 先週の土曜日、小池征人監督の記録映画「白神(しらかみ)の夢」を観
ました。

 世界自然遺産・白神山地を背後にひかえる秋田県の八森(はちもり)町を
舞台に、
八森小学校の6年生の総合的学習の時間での多様な取り組みをつうじ、白神の
人と
風土の持つ魅力をあますところなくとらえた映画です。
 酵母・微生物・風景写真・ミジンコ・養鶏・漁師・・・3時間を超す長編の
映像に
登場する主題は、いずれも「循環する時間」に属するものばかり。なかでも、
森・
川・海のつながりのなかで、白神山地のブナ林の腐葉土から流れ出す有機物が、
ハタ
ハタをはじめとする海の生きものを養っているという描写のなかで、
「わたしらも
世の中のそんな腐葉土のような存在になりたい」ということばに、強い共感
をおぼえ
ました。
 
 40歳を迎え、勢いよく伸びていく幹や枝葉であり続ける自分と同時に、次の
世代
や地域の歴史をはぐくむ「腐葉土」としての自分というふたつのあり方が、その
比率
を徐々に移しつつある、そんな感覚をうれしいような、少しわびしいような気持
ちで
受け止めた一日でした。(米谷 啓和)

*「白神の夢」については、下記URL をごらんください。
  http://hachimori-shirataki.web.infoseek.co.jp/shirakamidream.html


2・スローインフォメーション(各種イベント、参加募集、お知らせを掲載
します)

●スローフォーラムの開催について、ご意見・ご提案を募集します。

 2004年日本青年会議所会頭をつとめた米谷啓和が提唱した
「スローソサエティ」。
大きな環と小さな環とが響き合うスローソサエティの実現に向け、JC内外で
多彩
な取り組みがひろがりました。
 このつながり、共感のネットワークを継続し、発展させていくために、スロー
ソサエティに関心を持つ方の交流会、スローフォーラムを7月下旬から8月
ころ、
スローのふるさと・姫路で開催することを計画しています。
 フォーラムの方向性、形態、内容、参加希望など、ご意見・ご提案を事務局(
slowoffice@memenet.or.jp )までお寄せ下さい。お待ちしています。


3.スロー見聞録(スローな人、スローな仕事など、目と耳で集めた情報です)

●伊丹市の廃食用油再生燃料化事業の取り組みを視察しました!

 5月11日、伊丹市環境クリーンセンターで見聞きしたことをお伝えします。
                  *
 不要になった天ぷら油の処理は紙にしみ込ませてゴミにしたり、ひどい場合は
台所
から下水に流していた。資源の有効活用と環境保全のため、伊丹市では
消費者団体が
天ぷら油を回収し、粉石けんにする事業に取り組んできたが、油があまると
逆有償に
なり困った。そこで平成11年より、燃料に再生化する事業に取り組んでいる。
 回収は、1.市役所や関連施設などの拠点回収、2.給食・特養・病院・
保育所な
どの公的施設からの回収、3.自治会回収の3ルートで、平成15年度には2万
3千
リットルを回収、燃料化してパッカー車14台をBDF100%で走らせている。
 燃料化コストは年間100万円程度で毎月の電気代や水道代も数千円程度だが、
回収
や燃料化にかかる人件費が大きいため、軽油を使うより10倍以上のコスト
となる。
しかし、先駆的な取り組みにより市民の意識啓発につながっている。
                  *
 姫路〜中播磨地域でも、菜の花プロジェクトの展開にあわせて廃食用油の
回収、
燃料化をすすめていきます。


4・「たたたた4兄弟」は行く(米谷家の4人のこども達についてのエッセー)

 先週の土曜日、ある私立中学のオープンスクールに出かけました。
構造改革特区で
全国初の株式会社の中学校として誕生したその学校は、岡山県の北部の
マスカット畑
の中にありました。
 まだ2年生までしかいませんが、その日は授業参観もかねて国語・歴史・
理科・
音楽・英語の授業がおこなわれていました。いずれもテンポのよい、教師と生徒
との
闊達なやりとりに心地よい印象を受けました。

 しかし小6の長男・拓哉は、授業そのものより、学校を取り巻く豊かな自然に
すっかり目とこころを奪われたようです。学校脇の水路でさっそくドジョウを
発見。
すぐそばには旭川の支流・宇甘(うかん)川の清流が流れ、お昼に立ち寄った
近く
のそば屋(最高においしかった!)の裏では、ヘビを見つけてごきげんでした。

「気に入った!」のはいいのですが、あとはどこまで受験勉強
がついていけるのか、
心配な日々がこれから続きそうです。


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