[SVJ 159] Re: 「なぜ霧は再び濃くなったのか、そしてどこから再起動できるのか」
kotatsu @ memenet.or.jp
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2026年 1月 5日 (月) 13:47:42 JST
小門先生、あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
もしよかったら、思いつかれたことを箇条書きで頂戴できませんか?
それを生成AIに食わせて文章化して、改めて先生に魂をいれて頂くという手順で進める。
今回は「生成AIが執筆に協力した」というのもひとつのポイントですので、使い倒したいとおもいます。
いかがでしょうか?
和﨑
From: sg sg <htnalles @ gmail.com>
Sent: Monday, January 5, 2026 11:24 AM
To: kotatsu @ memenet.or.jp
Subject: Re: [SVJ 158] 「なぜ霧は再び濃くなったのか、そしてどこから再起動できるのか」
何とかまとめたいと思いますが、本日から研修で忙殺されそうです。3月末までであれば何とかまとめてみます。
その後のシリコンバレーの変容に鑑み、どのようにまとめるのか、難しいですね!あれから30年です。
2026年1月2日(金) 3:45 <kotatsu @ memenet.or.jp <mailto:kotatsu @ memenet.or.jp> >:
第四部「SVJコラム」の共通テーマを目指して
かつて私たちは、シリコンバレー再活性化の現場で、JV:SVN の市民起業家たちとともに「情報が人びとを豊かにする社会」を現実のものにしようと歩みました。
そこには、QOL(生活の質)の向上を核とした明確な価値軸があり、技術は目的ではなく「人間の幸福を支える手段」として位置づけられていました。
SVJ(スマートバレー・ジャパン)として日本にそのエートスを届けようとした私たちは、世界に先駆けて「技術 × 関係性 × 公共性」という視座を体験的に共有した世代でもあります。
しかし、あれから30年の歳月が過ぎ、私たちが目にしている現実は、理想とは別の方向へ進んでしまったようにも見えます。
技術と経済は飛躍的に発展し、世界を結ぶネットワークと巨大プラットフォームは日常の基盤となりました。
その一方で、「情報が人びとを豊かにする」という願いは、「情報が人びとの行動を最適化し、管理し、操作する」構造へと反転しつつあります。
かつて霧を晴らそうとして始まった取り組みののち、私たちはいま、再び別の種類の霧に包まれているのではないか――その感覚を、多くの仲間が共有しているのではないでしょうか。
その要因を「過度な資本主義」「新自由主義の影響」といった単一の説明に閉じてしまうことは、ある意味で誘惑的です。
しかし、私たちは現場を知る世代として、それだけでは十分ではないことを知っています。
市場の論理だけでなく、技術設計の文化、投資と評価の制度、メディア環境、さらには利用者自身の嗜好や快適さの志向までもが絡み合い、結果として「公共善より収益性を優先する設計」が再配線されていきました。
霧は、思想や制度が単体で生み出したものではなく、相互に影響し合うプロセスの結果として立ちのぼったと言うべきでしょう。
だからこそ、私たちの問いは「誰が悪かったのか」を指弾するものではなく、「どの時点で、どのレイヤーで、霧が濃くなり始めたのか」を見極める試みでありたいと思います。
私たちが目撃した出来事、判断しきれなかった分岐点、あのときの確信と迷い――それらを一つひとつ言語化し、次の世代に手渡すための共通知へと変えていく。
それが、いま SVJ の仲間として担うべき役割ではないでしょうか。
このコラム企画では、過去を賛美する回顧録ではなく、次の問いを共有する場にしたいと考えています。
・あの時、私たちは何を「正しい」と信じて動いていたのか
・どの局面で、技術・市場・制度の設計が価値軸と乖離し始めたのか
・それでもなお、私たちが手放さずにいる「使命」の核は何か
・そして今、どこから再び「QOLを生む設計」へ舵を切り直せるのか
JV:SVN の理念は「敗れた理想」ではなく、まだ制度化されていない思想のまま、世代をまたいで保留されているプロトタイプだと、私は考えています。
AIとアテンションエコノミー(注意経済)が社会の基盤となった時代にこそ、「人間の幸福」「つながり」「自己決定」という軸は、再び中核テーマとして浮上し始めています。
だからこそ、私たちが歩んだ経験は過去の物語ではなく、いまなお更新可能な未完の設計図なのです。
SVJ の仲間として体験した現場の温度、迷いも含んだリアル、そして現在の視点から振り返った“納得のいかない点”や“まだ回収されていない希望”を、どうかあなた自身の言葉で綴ってください。
これは、評価や総括のための記述ではなく、「霧の中で、もう一度どこに光を置き直すか」を探るための対話の始まりです。
私たちが共有してきた時間と使命を、次の世代へ手渡すために。
それぞれの物語から立ち上がる知恵を、第四部に集めていきましょう。
インフォミーム株式会社 代表取締役 和崎 宏
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